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help リーダーに追加 RSS 城直樹 その2

<<   作成日時 : 2008/04/29 21:10   >>

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本来なら今回もBaja Progシリーズでお送りしようと思ったのですが、ちょっとした出来事がありましたので別口でお送りします。

つい先日の話ですが、新宿の駅前を歩いていたところ、何やら特徴的なアコースティックギターの音が聴こえてきたのでふとそちらを見ると、なんと以前ここでも紹介したことのある城直樹が路上ライブを始めようとしているところでした。(去年の記事を参照されたい方はこちら
別に路上ライブをやるなんて知っていたわけではなく、全くの偶然だったのでとても驚きましたが、折角でしたので最後まで観ていきました。天気が崩れそうだったので、3曲やって早々に切り上げていましたが、それでもかなりの人が足を止めて彼の演奏を眺めていました。終った後はチップを出す人やCDを手に取る人もかなりいて、段々とこういう音楽が受け入れられるようになってきているのだなと思い、私としても嬉しい気持ちでした。

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そんな城直樹ですが、先月ドイツのフランクフルトで行われたミュージックメッセという大規模なミュージックフェアに出演してきたようです。城直樹の他にもPeter Finger、Jacques Stotzem、Petteri Sariolaなどなど、フィンガーピックスタイルのギタリストも大勢参加していたようで、アコギファンにとってはたまらない空間になっていたと思います。

そんな世界中を飛び回って演奏している行動派の城直樹ですが、つい最近、同じアコースティックギタリストであるAKI田中彬博らと共にHarvest Moon Recordというレーベルを新規に立ち上げたようです。売れ線を追求するのではなく、アーティストの頭に描く音を作品にしていくことを第一のコンセプトとしたレーベルということで、これから少しずつこだわり派のミュージシャンが集ってくることになるでしょう。基本的にアコースティックミュージックを専門とするレーベルということですが、なにぶん立ち上げたばかりのレーベルですので今後どのように展開していくのかはまだわかりません。
そのHarvest Moon Recordから発売予定の新譜ですが、全18曲入りとこれまでで最も曲数が多くなっています。ライブで定番になっている曲から新曲まで性格も様々な楽曲が収録されており、激しくボディを叩くアグレッシブな曲はもちろん、ゆったり穏やかな雰囲気の曲や、ちょっとダークでメランコリックなアプローチの曲など、かなりバラエティに富んだ内容になっています。これ1枚で城直樹の魅力がまとめて味わえると言っても過言ではないでしょう。

三味線の吉田兄弟、ピアノ連弾のレ・フレール、そして同じアコースティックギターの押尾コータローなど、昔からあるものを使いつつ、常識外れのアプローチで演奏することで注目を集めるミュージシャンが最近増えてきたように思えます。
「最近の音楽はみんな似たり寄ったりでつまらん」という意見がある一方で(いつの時代もこういう意見を言う人はいると思いますが)、新しい表現でもって閉塞したシーンに風穴を空けるミュージシャンの存在は、リスナーを非常にワクワクさせてくれるものです。そして、そういうミュージシャンこそが次世代の担い手になっていくのではないかと、私は思っています。


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