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前回のる*しろうの記事でちらりと名前を挙げた『高円寺百景』を紹介しようと思います。 高円寺百景は数々のバンドで活躍するドラマー、吉田達也によって結成されたバンドです。フランスのMAGMAに影響を受けた、重厚なコーラスと高度なテクニックで展開されるスピード感のあるサウンドが特徴です。変拍子を多用し、手数の多いプレイが多く見られながらも、一般的なプログレと大きく違うのは「歌」に強い比重が置かれている点でしょう。ほぼメンバー全員がコーラスをとり、歌詞は全て造語。そこから巻き起こされる摩訶不思議なエネルギーによって、プログレというよりは民族音楽のような、むしろ宇宙人の音楽のような趣すら感じます。MAGMAにしても「コバイア語」という宇宙言語を歌詞に取り込んだサウンドが特徴のバンドですし、そういう点では非常に類似している両者と言えます。(これは吉田達也の別バンド『RUINS』でも同様) 吉田達也以外のメンバーはかなり流動的なので、時期によって使用されている楽器や演奏スタイルにも若干変化がありますが、ある時期からはオペラ畑のボーカルを加えることで、より歌に厚みを持たせるようになりました。ソプラノ、アルト、テナーのゲストボーカルを迎えてライブを行ったこともあります(このライブの模様はYou Tubeにもアップされています)。 前述の通り、タイトルも歌詞は全て造語なので聴いていてもその意味は全くわからないのですが、目まぐるしい展開の中で繰り広げられる声と楽器のアンサンブルには驚異的とも言うべき迫力があります。およそ全員がボーカルをとり、なおかつ超絶技巧の演奏が繰り広げられるバンドというのは、私個人は他に見たことがありません。 物は試しにまずは動画をご覧になってみてください。You Tube、ニコニコ動画などで色々な時期の動画を観ることができます。(残念なことに私が見た限りではる*しろうの金澤美也子在籍時の動画は見当たらなかったのですが) 最後に音海ダイバーのお知らせです。 ここではこれまで様々なミュージシャンを紹介する場として使ってきましたが、それにはある程度の聴き込みや情報収集が欠かせないのでどうしても更新スピードが遅くなります。水増しというわけではないですが、もうちょっと更新ペースを上げたいなと思うのです。 そこで来月から、ミュージシャンではなく曲にスポットを当てた新コーナー『一曲一会』をスタートさせます。これはと思った一曲にスポットを当てるので字数も少なく読みやすい内容になると思います。どうぞお楽しみに。 磨崖仏(吉田達也のレーベル) You Tube ニコニコ動画 mixiコミュニティ |
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