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zoom RSS 『Optical Race』―Tangerine Dream

<<   作成日時 : 2010/03/14 23:27   >>

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非常口のマークのようなジャケットが印象的な1988年の作品。
すでに数多くのサウンドトラックの仕事もこなしてきている時期の作品ゆえか、このアルバムもどことなくサウンドトラック的な印象を与える。といっても、このアルバム自体は特定の映像に当て嵌めるよう作成されたものではないので、ここからどのような情景を思い浮かべるかは人それぞれの感性に委ねられる。自分の妻が「ドゥームっぽい」という感想を漏らしたのを聞いた時は少々驚いたが。

すでにクラウス・シュルツェが去って久しいにも関わらず、M2「Atlas Eyes」、M4「Twin Soul Tribe」などのパーカッションの用い方にシュルツェっぽさを感じてしまうのは自分だけだろうか?どの曲もエレクトリックサウンドを存分に用いていながら、どことなく民族的、さらに大雑把な言い方をすれば地球的な雰囲気を醸し出している故、そういう感じ方をしてしまうのだろうか。
日本人向けに解りやすい言い方をすると、姫神喜太郎などに受け継がれている、ワールドミュージックを取り込んだニューエイジサウンドといったところか。

個人的な好みとしては特に好きな部類の作品に当てはまる。初期の瞑想的作品に高い評価を送る人もいるようだが、自分はまだその域には到達していない。タンジェリンの中では、こういったポップさを持った作品の方が断然好きだ。
表題曲である「Optical Race」は特にポップ感が強く、ギターやベースの音を加えればT-Squareの曲だと云っても通用しそうな気さえする。

時代背景による面も大いにあるとは思うが、ざっと並べて比較してみると、タンジェリンの作品の中で個人的に好きな音を出しているものは80年代の作品に多い。多分ゲーム音楽っぽいからだろう。きっちりとしたリズムとメロディが存在しており、なおかつ各々がエレクトリックサウンドで奏でられている点がいいのだ。
多くのロックバンドの出している音は、得てしてボーカルやギターが強烈な個性を発揮しており、受け手の感性によってはそれらが煩いと感じてしまうことがあるが、タンジェリンの場合はシンセ中心のサウンドによる没個性性が、逆に曲への入り込みやすさを助けているんじゃなかろうか。
むしろ今の日本でこそ、もっと評価されてもいい気がする。まずは入門編として本作をオススメしたい。





オプチカル・レース(紙ジャケット仕様)
WHDエンタテインメント
2009-09-09
タンジェリン・ドリーム

ユーザレビュー:
ポップで美しい作品シ ...
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