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help リーダーに追加 RSS <一曲一会> Hocus Pocus

<<   作成日時 : 2008/07/10 21:07   >>

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梅雨がまだ根強く勢力を維持しているとはいえ、西日本ではもう盛夏の兆しが見えてきているようです。熱中症にはくれぐれもご用心を。重篤な症状にまで達すると命にかかわります。甘く見ないように。

さて今日の一曲一会はFOCUS『Hocus Pocus』です。
FOCUSは今から30年以上も昔にオランダで結成されたバンドなので、日本ではコアなプログレファンでもないと名前を知らないかもしれませんが、この「Hocus Pocus」という曲は彼らの代表曲であり、世界的なヒットを飛ばした作品でもあるので、これだけは知っているという方もいるのでは?
ヘヴィで攻撃的なギターリフと、タイス・ファン・レーア(原語の発音に忠実な表記だとタイスではなくティッジスになるようです)による血管の切れそうな凄まじいヨーデルでの歌唱がこの曲の持ち味。スタジオ版もいいですが、なんと言ってもライブでの凄まじさは筆舌に尽くしがたいです。曲が進むにつれてどんどんテンポアップしていきながらも、その度にむしろアンサンブルがまとまっていく様は彼らがライブバンドとして優れていたことも証明しています。
そして忘れてはならないのがタイスのヨーデル。日本ではこの曲に『悪魔の呪文』という放題がつけられただけあって、レイヨロレイヨロと歌われるその文句は何やら呪術的な響きを帯びているのですが、それでいて同時にとてもコミカルに聴こえてしまう可笑しさも孕んでいます。名盤とされるライブアルバム『AT THE RAINBOW』のバージョンでは、曲後半にヨーデルによるメンバー紹介までしてしまいます。
70年代のプログレッシヴロックの世界では様々な実験的な試みがなされていたとはいえ、こんな曲はちょっと他になかったんではないかと思います。

最近の話ですが、ちょっと変わったところでコナミの音楽シミュレーションゲーム『GUITARFREAKS & drummania』の最新作にこの曲が収録されました。それと以前紹介した『内核の波』もこの曲を独自のアレンジでカヴァーしています。
ギタドラでのバージョンは2分弱ほどのショートバージョンながらライブの感じがよく出ていました。内核の波のバージョンではタイトな演奏に磨きをかけて原曲以上にハードでエッジの利いた内容になっています。どちらもなかなかオススメです。


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